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エンジン開発・エンジン設計

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私達、エンジン設計Gは建設機械用ディーゼルエンジンの設計・開発を担当しています。

コマツは現在、排気量3.3Lから78Lまでの産業用ディーゼルエンジンを開発・製造・販売しています。その多くは建設機械用ディーゼルエンジンです。建設機械は土地を開拓・運搬・整地することを仕事としているため、エンジンも多量の塵や土砂に耐えなければなりません。また-50°Cに達する極寒地、逆に+50°Cに達する熱帯地、そして4000mを超える超高地等、様々な環境下で稼動していいます。さらにユーザが使用する水・オイル・燃料の品質や種類も多種多様です。そのような想像を絶する環境に適応できるように長年の経験を活かし、日々改良を加えながら新しいディーゼルエンジンの設計・開発に取り組んでいます。

設計図を描き、試作という形で具現化し、テストで評価し、その結果を再び図面にフィードバックして量産移行していく。それを繰り返すことにより、高性能・高信頼性・高耐久性のディーゼルエンジンを開発し続けているのです。さらに近年、「地球環境への対応」という大きな課題に直面しています。 建設機械用ディーゼルエンジンに対する排気ガス規制が、1996年に米国で施行されて以来、5年ごとに規制が強化され、2006年から米国・欧州・日本で第3次排気ガス規制が始まりました。

それに対しても私たちはいち早く対応検討に着手し、設計・研究・開発を通し、規制に適応できる新しいディーゼルエンジンを市場導入しました。技術的には電子制御式コモンレール燃料噴射システムの高圧化・コントローラの仕様統一とエンジンマウント化・空冷アフタークーラの全機種展開等、従来から採用していた技術の改良、適用拡大を実施しました。さらに建設機械用ディーゼルエンジンとしては世界初となるクールドEGR(水冷式排気還元)システムを中大型エンジン(排気量11・15・23L)に採用しました。EGRシステムはトラック用ディーゼルエンジンに適用されてきたものはあるが、上記の通り建設機械が稼動する過酷な環境に耐えられるよう主要コンポーネント(EGRバルブ・EGRクーラ)を独自開発しました。

このように低エミッション・低燃費・低騒音を達成できたエンジンは"ecot3"の愛称で建設機械に搭載され米国・欧州・日本を中心に全世界ですでに活躍しています。そしてコマツ会社経営への貢献と地球環境負荷低減への貢献を成し遂げたという満足感を味わう暇もなく、2011年から開始される第4次排気ガス規制に向けて"挑戦"はすでにスタートしています。