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研究開発実績


第3次規制へのチャレンジ

欧米のディーゼルエンジンの排出ガス規制 グラフ クリックすると拡大表示します

ディーゼルが排出する代表的な環境汚染物質として、PM(粒子状物質)とNOx(窒素酸化物)があります。これまでに日本や米国、欧州において建設機械の排出ガス規制が順次施行されており、その第3次規制ではNOx排出量が第2次から約40%も削減されました。燃焼温度を下げるとNOxは低減するのですが、燃焼温度が下がるとPMが増加してしまいます。私たちは、この困難な課題に挑戦し、PMとNOxをともに大幅に低減しつつ、さらに燃料消費量低減とハイパワーをも実現したエンジンを開発。その独自技術がecot3なのです。
 
さらに数年後には、PM・NOx排出量が限りなくゼロに近づく厳しい第4次規制が施行されますが、IPAはすでにこの規制に照準を合わせた新しいエンジンの開発に動き出しています。単にクリアすることさえ困難に見える厳しい課題に対して、さらなる価値をプラスしクリアすることが、私たちIPAの使命なのです。


最先端エンジンテクノロジー [エコット3]

Heavy Duty Cooled EGR

EGRシステム 図解 クリックすると拡大表示します

燃費を損なわずに、NOxを低減させるシステム。排気ガスの一部を再利用するEGRシステムを、独自のツインバルブ採用でさらに性能を高めた最新のシステムです。

Heavy Duty HPCR ※

HPCRシステム 図解 クリックすると拡大表示します

PMやNOxなどの軽減と出力向上を両立させるシステム。高圧燃料を一旦「コモンレール」という部屋に貯め、コンピュータにより最適な噴射量・噴射タイミングを制御します。多段階の燃料噴射が可能になり完全燃焼に近づきます。

(※ High Pressure Common Rail fuel injection system)

New Combustion System

New Combustion System 図解  クリックすると拡大表示します

ピストンの上面の燃焼室を独自技術により特殊な形状に設定。PMやNOx、燃料消費量と騒音の低減にも効果を発揮します。

Air to Air Charge Air Cooling System

Air to Air Charge Air Cooling System 図解  クリックすると拡大表示します

ターボチャージャーで加圧され、高温になった多量の空気を冷却するシステム。冷却用クーラーと油圧駆動ファンの組合せにより、NOxが発生しにくい低音・高密度の吸気をシリンダー内に送り込みます。


Electric Control System

電子制御により、車体各所に配したセンサからの信号を高速処理し、トータル車両制御を行います。環境負荷の低減とともに、あらゆる条件下でのエンジン性能を最大限に引き出します。



ecot3エンジンの詳細情報

コマツのWEBサイトにecot3エンジンの特集ページがございます。詳しくは下記ページをご覧ください。
http://www.komatsu.co.jp/ecot3/