IPAは1998年、建設機械の世界ブランド「コマツ」と、ディーゼルエンジンのリーディングカンパニー「カミンズ」の出資によって誕生しました。
両社の技術・ノウハウを融合させることでコマツの建設機械に適したディーゼルエンジンを開発し、コマツの進化の一翼を担ってきました。
IPAはエンジンの企画、開発・設計、各種試験・評価を一貫して担うディーゼルエンジン開発のスペシャリスト集団です。
開発はエンジン開発チームを中心に、高性能を支える様々なコンポーネント、またはそれらを制御する専門チームが一丸となり行い、さらに車両搭載性や生産性までを考慮しながら、コマツの車体開発部門とも連携して作り上げていきます。試作されたエンジンは、性能・耐久性を試験チームにより徹底的に検証・評価されます。こうしたIPAの高い専門性とコマツの各部門との密接な連携が、コマツの建設機械の高い信頼性と耐久性を担っているのです。